電気工事業における
    再生アクションプログラム

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8.ISOの取得に向けた企業と協会の取り組み

項目

内容

ISO取得の目的

○顧客満足を指向するプロセス・アプローチの手法と位置付ける(現行業務プロセスの見直しが重要)

○入札対策だけのISO取得はコストアップのみとなるため、マネジメントに生かす目的を明確にし、全社的に意識の共有を図ることが成功のポイント

○経営課題の発見と継続的改善のPDCAをまわすことによる業務の効率化、および組織の進化を促進することが主要目的

○結果の評価(検証)とフィードバックの仕組み作りが、導入に際して重要なテーマとなる

ISO取得のポイント

○自社の業務フロー(プロセス)を明確にし、ビジュアル化することで情報の流れを確認する

○部門間相互の情報の出と入について、伝達ルールを確立する

○品質を保証するマネジメント・システム(管理機能)が有効に働いているか確認する

○品質目標の提示と、作業の標準化による品質安定化を組み込む

○ナレッジの蓄積により組織全体のレベルアップを図る機能を組み込む

ISO取得の手順

○トップダウンの意思決定とキックオフが重要

○ISO取得の対象となる工事や組織の範囲を明確にする

○自社の業務に合った登録審査機関の選定を行う

○ISOの推進体制づくりと基礎的な学習を実施する

○タイムスケジュールを作成し役割分担を明確にする

○経営者の責任(コミットメント)を、マネジメントレビューで明確にする

○現状確認に基づき、品質方針と品質目標(管理)の提示を行う

○できるだけ自力で導入・取得することを目標にする

○業務フローにおいて、改善のPDCAをルール化する

○営業プロセスやアフタープロセスまで関連付ける

○品質保証とISO維持のための教育訓練体制を確立し、確実に実施する

○内部品質監査員を育成し、レベルの高い内部監査を実施する

○ISO2000年版では、予備審査・本審査においてマネジメントの視点が重視される

ISO取得のための文書化等

○自社の実態に合った品質マニュアルを作成する

○業務フロー図を作成し、現実の業務との整合性を確認する

○各種規定類を作成し、整合性を確認する

○利用目的、利用効果を考えた各種帳票(フォーム)を作成する

○文書等の管理体制(保管等)を確立する

ISOに関した帳票類の業界統一

○ISO等に関連した品質帳票書類等を業界で統一することでISO取得を容易にするとともに、業界全体としての品質保証体制を顧客にアピールできるようにする

協会の支援

○ISO取得に向けて、研修や内部監査委員教育に共同で取り組むことで導入コストを引き下げ、会員のISO取得を支援する

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